Roomモードとは何か?
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「ルームモード」とは、 部屋がスピーカーなどの音響源によって励起されたときに部屋に存在する共鳴の集合体です。
ほとんどの部屋の基本共鳴は20Hz~200Hzの範囲にあり、各周波数は部屋の1つ以上の寸法、またはその約数に関連しています。 |
※出典 – ウィキペディア |
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上図は 400Hzあたりまでのスイープ音のウォーターフォール(グラフの名前)です。
波の高さはレベルを表していますが、波の幅はその帯域の残響を表します。つまり、低い音が消えにくい/消えやすい状況を見ることができるグラフです。
この図では40Hz辺りにルームモードがあり、消えにくい低音があることが示されています。
AVAAは、この残響を短くすることができます。その上の 50~60 Hz 辺りにある周波数特性の谷(ディップ)をAVAAで消すことはできません。 |
次の図は 20平米のスタジオの音響特性です。
AVAA使用前では32Hz辺りに長い残響があることが分かります。これがルームモードと呼ばれるものです。 AVAAを設置後、その長い残響が約300msec程度減少していることが分かります。
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AVAA使用前
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「ルームモード」とは、閉じられた部屋で発生する「共鳴」です。
共鳴は、部屋の寸法が特定の周波数の半波長の倍数である場合に発生します。その結果、高圧ゾーンと低圧ゾーンが常に同じ場所に存在することになり、共鳴時間が大幅に長くなります。
どの部屋にも数十の3Dルームモードがあります。これらは通常、他の周波数よりもはるかに長く共鳴し、良好なリスニング状態に非常に悪影響を及ぼします。
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Room modes: |
● 部屋の寸法 = x(波長/2)
● 拡散が少ない定常波
● ピークとヌルが常に同じ場所にある
● 長い残響、長いRT60 |
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壁では、音圧は最大で音速は最も遅くなります。
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● 硬いコーナーには常に高い圧力がかかり、ルームモードの原因となります。
● 一般的に、シュレーダー周波数以下に50以上のモードがあります。
● 規則的で計算可能なモードは、完全な部屋のシミュレーションにおいてのみ再現します。 |
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シュレーダー周波数 |
シュレーダー周波数は100~200Hzの範囲にある、部屋のサイズに波長が合い共鳴する周波数です。 |
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