日本を代表するマスタリング スタジオ “Orange” 様は既に Merging 社の Pyramix と Hapi を使用されていますが、この度
Pro Tools の再生系統のオーディオ インターフェースとして 2台目のHapi と Anubis を追加導入されました。
新しく導入された Mac Book Pro 上で動作する Pro Tools の音は、Mac内で Core Audio から AES67 に変換され、ネットワーク ハブ経由で Hapi と Anubis に接続されます。 その後 Hapi からは AES で出力され、これまで Orange で使用されているDACでアナログに変換されます。
一方 Anubis では、AES67 を直接アナログに変換します。 これらアナログ信号は クライアントの好みで選択され、アナログの周辺機器でプロセッシングされた後に
ADCと Hapi を経由して Pyramix に録音されます。
機器を選定した小泉様は、選定理由を次のように話してくださいました。
「HapiとPyramixを長年使ってきましたが、これまで一度も認識しないというトラブルがありませんでした。Pro Tools 用のオーディオ
インターフェースは、たまに認識をしないことがありました。そういった意味で、新しいオーディオ インターフェースとして Hapi を選択しました。Anubis
は、実際に聴いて音が良いと判断して導入を決定しました。」
Orange 様ではこれまでのワークフローを残しつつ、新たなワークフローが加えられました。
なお、小泉様より 「新機材導入後の初仕事で早速 Anubis のDAがクライアントに採用されました。」 とのご報告をいただきました。
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