Hapi は 小~中規模のチャンネル数を扱うオーディオ インターフェースとして、これまで多くのセールスを達成しました。
また、大規模のチャンネル数を持つMerging社の代表的なオーディオ インターフェース Horus と同じ “EtherTube” プロセッサーをメイン基板として生産されてきました。
この度 Anubis SPS と同様、 ST2022-7 を正式にサポートするため、Anubis と同様の “Z-MAN” プロセッサーを採用し、Hapi
MKII として生まれ変わることになりました。
Hapi MKII は、これまでの Hapi と全く同様のオーディオ I/O(AES 3 I/O 8ch, SPDIF/Adat I/O, ヘッドフォン出力)を装備しており、オプションとして提供される拡張基板も全く同じものが使用できます。
Hapi MKII の販売開始は 2021年4月を予定しており、これに伴いオリジナルの Hapi は生産と販売を終了いたしました。
Hapi MKII で改善された点は以下のとおりとなっています。
● 新しいフロントパネルとよりクリアなLCDの採用
● DSD 64/128/256 モードでのヘッドフォン出力(ボリューム可変)
● チャンネルベースのDA出力トリム(0.1 dB steps)と位相反転のサポート(ADA8装着時)
● もう一台のAES67機器を接続できるLANポートの “Switch Mode” サポート
● SMPTE ST2022-7 のサポート
Hapi Base Unit
● 最大200入力 @1FS - RAVENNA/AES67
● 最大202出力 @1FS - RAVENNA/AES67
● 44.1kHz~192kHzで動作(プレミアムはDXD/DSD256まで)
● 任意の入力から任意の組み合わせの出力への信号のルーティング
● RAVENNAモードで動作し、ネットワークを介してすべてのI/Oを配信
● ローカルアクセスのためのフロントパネルのタッチスクリーン
● Web対応デバイスを使用したブラウザベースのリモートアクセス
● デュアル冗長電源オプション
● アナログおよび追加のデジタルI/Oのためのモジュール設計
● ほぼゼロに近いインからアウトへのレイテンシ(1ms未満
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