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新しいMergingAudio Device（MAD）は、現行のRAVENNA / AES67 ASIOドライバーに取って代わり、Mergingネットワークインターフェイスのユーザーにワークフローの柔軟性を提供します。

主な機能強化の第一はマルチASIO機能で、異なるアプリケーションがASIOの入力と出力を共有して同時に実行できるようになりました。さらに、内部ブリッジングにより、MADを使用してアプリケーション間で同時にオーディオを送信するためのチャンネルを定義することができます。

ASIOはレコーディング業界では最もポピュラーなドライバー・オプションですが、Microsoftの公式WDM（Windows Driver Model）が不可欠な市場もあり、MADにはこれが組み込まれています。この追加により、MERGING+ANUBISはゲームやスポーツ向けのオーディオ・インターフェースの決定版となりました。ASIOとWDMの組み合わせは、WDMチャンネルをASIOと同じ出力に送ったり、ミックスしたり、ブリッジチャンネルにリダイレクトしたりすることができ、非常に柔軟性に富んでいます。これにより、これらのチャンネルはASIOアプリケーションによってルーティングされたり、記録されたりすることができます。ユーザーはお気に入りのDAWを聴きながら、SpotifyやYouTubeのようなアプリケーションからの再生と自分のトラックを比較することができるようになるので、その意味合いは非常に大きいです。

MADの機能をもう少し深く掘り下げてみると、WDMには自動的にASIOのレートに変換する独自のサンプリングレートコンバーターがあるので、ASIOとWDMを異なるサンプルレートで使用することができます。これにより、WDMソースからのファイルの中には高いレートのものと低いレートのものがあり、ASIO側で録音をコンパイルすることができます。

 


この新しいASIO RAVENNA/AES67デバイスは、マルチASIOクライアントをサポートし、WDMサポートを統合し、デバイスディスカバリービューを含みます。

この新しいデバイスドライバを使用すると、ASIOを実行している複数のアプリケーションを同じシステム上で並列に起動し、同じサンプリングレートを共有することができ、同時にWDMを実行している複数のアプリケーションを並列に起動し、それぞれのサンプリングレートを自動的にASIOのサンプリングレートに変換することができます。これにより、ネットワーク上にMergingのAoIPインターフェースがあれば、Windowsシステムのサウンドと任意のアプリケーション（Spotify、YouTube、PCサウンドファイルなど）をASIOアプリケーションと一緒にモニタリングすることができます。



新しいMerging Audio Deviceはワークフローに柔軟性をもたらし、ASIO入力またはASIO出力（各クライアントの出力は与えられたチャンネルでミックスされます）を共有し、MADブリッジチャンネルを介してクライアントをブリッジします。通常、WDMチャンネルはASIOと同じOutputsに送られてミックスされるか、ブリッジチャンネルにリダイレクトされ、ASIOアプリケーションにルーティング（およびレコーディング）することができます。
 


低コストのインフラストラクチャーオプションの追加により、放送事業者はあらゆる集中型IPネットワークのスタートポイントとエンドポイントの両方に、非常に費用対効果の高い、制御可能なソリューションを提供します。VMサポートによるデータセンターやサーバーベースのインストールへの開放、ST2022-7が提供する強化されたセキュリティ、NMOSを含めることで作成された追加の検出と制御の可能性は、放送とインストール産業のための主要なソリューションプロバイダとしてのMerging Technologiesの地位を強化しています。


Infrastructure パック（オプション）
● ST2022-7 サポート
● NMOS サポート
● Virtual Machine サポート




MAD（オプションMergingユーザー様は無料でご利用いただけます）
● RAVENNA/AES67は、すべてのMerging社製AoIPインターフェースで対応しています
● Multi-ASIO クライアント サポート
● WDM サポート
● 内部ブリッジング
● 統合されたディスカバリー
● 2つの走行モードを用意：
  • General ： Anubis, Horus & Hapi ユーザーへ推奨
  • NADAC モード ： MERGING+NADAC ユーザーへ推奨

MAD Infrastructure パック（有料オプション）
● ST2022-7 サポート
● NMOS IS-04 & IS-05 サポート
● 仮想マシン サポート
Important Note: MADはWindows 10 - 64ビットでのみサポートされています。Windows 7 を実行しているユーザーは、MERGING RAVENNA ASIO Driver のままである必要があります。




ナレッジベースでは、様々なユースケースやMADドライバーの使い方に関する情報を収集しています。
● MAD ： ASIOホストから独立してシステムサウンド（WDM）を監視する方法。
● MAD ： WindowsのWDMアプリケーションをDAWでモニターしたり、録音したりする方法。
● MAD ： マルチASIOクライアントを使用して複数のアプリケーションを実行し、システムのサウンドをモニターする方法。
● MAD ： MADブリッジの使い分け方。




MADはこちらからダウンロードできます。

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