ST 2110に対応した放送サブ更新/大分朝日放送(OAB)様 |
大分朝日放送(OAB)様は「SMPTE ST 2110」に対応するべく放送サブを更新され、2022年7月に運用を開始されました。
同時に、国内初となる大規模なAES67 I/Oを持ったメディア シーケンサー(ポン出し機)「OVATION(オベイション)」が導入されました。
OVATIONは、オーディオファイルの種類やサンプリング周波数に拘らず、オーディオファイルを直接Cue Listに乗せてクリックするだけで音を再生することができるメディアシーケンサーです。
放送サブは放送の中断ができないため、全ての映像音声回線は二重化が図られており(SMPTE ST 2022-7)、もちろんOVATIONのAES67ストリームも二重化されています。
また、今回導入されたOVATIONは「HAPI MKII」を備えており、ベースバンドでAES3の8回線入出力もCALRECコンソールと接続されています。
OVATIONのCue Listには、乗せる音の用途に合わせて複数の種類が有り、
● 順々に音を再生するリスト(Standard Cue List)
● 単純にクリックするだけでいつでも音を再生するリスト(Hotkey Cue List)
● タイムコードを読んで設定した時刻になると音を再生するリスト(Timed Cue List)
などが用意されています。これらのリストは、何枚でも自由に追加することができます。
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Standard Cue List |
Hotkey Cue List |
Timed Cue List |
OAB様向けに作成されたテンプレートには、8つのStandard Cue List,1つのHotkey Cue List,1つのTimed Cue Listがあり、Calrecコンソールのフェーダーの上げ下げや、カメラターリーで自動的に音を再生したり、フェードアウトする様に設定されています。
また、放送の開始時や終了時など、設定した時刻になると自動的に音が再生されるようにも設定されており、少人数でも複雑で高度な番組制作をこなすことができるようになっています。
さらに、ボタンを押している間、指定した音の一部分をループ再生するLOOPキーも設定されており、バラエティーからニュース番組まで様々な番組制作に対応しています。
コンソール横には、マニュアルで操作するためのタッチスクリーンやOVATIONリモートキーボードが備えられており、使い勝手の良い操作環境となっています。
なおモニタースピーカーには、部屋の色調に合わせて特注されたスイス)PSI オーディオの「A17-M」が備えられています。
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